改善事例

CASE

BRANCH
名古屋

【発症後8ヵ月】80代女性・脳出血・右片麻痺の改善事例②

装具なし歩行 矢状面

80代
女性

ご利用者様情報

年代
80代
性別
女性
疾患名
脳出血
発症からの期間
8ヵ月
症状
右片麻痺・感覚障害
ご利用期間・回数
3ヵ月(週2回 )・24回
リハビリ目標
スムーズに歩けるようになりたい。屋外を歩きたい。

動画

MOVIE
  • 歩行 前額面

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

急性期病院で保存加療後、回復期病院で約4か月リハビリ入院されておりました。退院後のリハビリとして当施設を検討して頂き、娘様とともに体験に来られました。週3回のデイサービスと併用して当施設を利用されました。

体験時の状況

4点杖と金属の装具を使用して歩行は可能でしたが、非麻痺側へ過度に傾いており、速度もゆっくりな状態でした。背中も丸まり、常に足元を見ている状態でした。

リハビリ内容

運動麻痺と感覚障害はありましたが、膝の支える力は保たれておりました。体幹部の問題が大きいと考え、座位・立位での体幹の促通(筋肉を働かせる練習)から実施しました。足首に対してはHALを使用し、つま先上げの練習を実施しました。
その後は、装具を外した状態での歩行と屋外を実施しました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
24回終了した時点で体幹を起こすことができ、左右の対称性にも改善を認めました。また、自宅内は装具なしでの歩行も可能になりました。
徐々に自宅での動作にも挑戦して頂き、現在は家事(皿洗い・掃除)なども実施できております。屋外は歩行器を使用し、歩行が可能となりました。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
運動麻痺と体幹機能の低下がありましたが、動きの感覚が非常に良くご本人の実感を確認しながら行いました。まずは体幹を強化し、麻痺側への荷重した際の不安定性・恐怖心の軽減を図りました。これにより、姿勢も改善し歩行能力の改善に繋がったと考えます。意欲も非常に高く、ご自身でのデイ・ご自宅での頑張りも成果につながったと考えます。
後半は実動作の獲得に向けた屋外歩行や、装具なしでの歩行も練習しました。当初は車いすで来られていましたが、最後は歩いて来店して下さるようになり、嬉しく思います。

初期の目標であった屋外歩行まで獲得され、リハビリご卒業となりました。
今後は更に体力をつけて様々な場所に出かけられるようになることが課題と考えます。
ご自宅・デイでのリハビリを応援しております!
担当者の画像

大野 真之介

ご利用者様データ 改善実感率89% 実際の施設利用者様によるアンケート結果をご覧いただけます