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絶対今知っておくべき!こんなに多かった日本における脳卒中の患者数
脳卒中の患者数がどれくらいなのか、みなさんはご存知ですか?
突然発症することで知られる脳卒中。
日本でどれくらいその病気の患者数がいるのか知らない方も多いですよね。
今回は、そんな脳卒中の実際の患者数や、基本的な知識、
さらには発症しないための予防改善策をご紹介いたします。
脳卒中の基本情報と患者数の現状
脳卒中とは
脳卒中は、脳の血管に異常が起きることで発生します。
脳卒中は、脳の血流が妨げられることで、脳の細胞が損傷を受ける病気です。
主に、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3種類に分類されます。
これらは、血管の詰まりや破裂によって引き起こされ、
急激な頭痛、意識障害、運動機能の低下などの症状が現れます。
脳卒中の種類と原因
脳卒中には以下の3つの主要な種類があります。
それぞれの原因も併せて説明します。
脳出血:血管が破れることで発生
くも膜下出血:脳の組織中のくも膜下腔で起きる出血。脳の血管にできた動脈瘤の破裂が原因になる事が多い
原因としては、以下が挙げられます。
・動脈硬化
・心房細動
・不健康な生活習慣
・遺伝的要因
・動脈の異常
脳卒中のさらに詳しい解説はこちらをご覧ください。
→【【改善事例あり!】脳卒中とは?どこよりもわかりやすく解説します!】←
日本における脳卒中患者数の実態
日本における脳卒中患者数の現状は以下の通りです
患者数の規模
男性は94.1万人、女性は80.1万人
年齢別の傾向
女性では80代以上が最も多く、約36.1万人
高齢化の影響
高齢者に多い病気として、今後も患者数の増加が予想される
地域的な差異
都市部と地方での医療資源の偏在が患者の治療や予防に影響
予防と対策の必要性
早期発見、早期治療へのアクセス向上が求められます
このデータは、脳卒中の予防と治療における課題を浮き彫りにしています。
特に、高齢者の増加に伴う患者数の増加は、
今後の医療政策やリハビリサービスの提供において重要な点となります。
また、地域間の医療格差の解消も、患者様のケア向上には不可欠です。
脳卒中の主な症状と初期対応
脳卒中が引き起こす症状
脳卒中患者様が経験する可能性のある症状は多岐にわたりますが、
主に以下のような症状が挙げられます。
これらの症状は、脳卒中の発症を示唆する重要なサインです。
早期にこれらの症状を認識し、適切な対応を取ることが重要です。
緊急時の対応と初期治療
脳卒中が疑われる症状が現れた場合、迅速な対応が求められます。
ここでは、緊急時の対応と初期治療について説明します。
脳卒中の疑いがある場合、以下のステップが重要です。
・早期の医療機関受診:専門の医療機関での迅速な診断と治療
・初期治療の重要性:脳卒中の種類に応じた治療を受ける
初期治療は、脳卒中の後遺症を最小限に抑え、回復を促すために不可欠です。
特に、脳梗塞の場合、発症から4.5時間以内の治療開始が回復の鍵を握ります。
このため、脳卒中の初期症状を見逃さず、迅速に対応することが極めて重要です。
初期症状についてもっと詳しく知りたい方はこちらのリンクをご覧ください。
→【【当てはまったら要注意!?】脳卒中の初期症状とリハビリ方法解説!】←
脳卒中の治療方法とリハビリ
脳卒中の医療的治療
この章では、脳卒中に対する医療的治療について詳しく解説します。
脳卒中の治療は、病状や種類に応じて異なりますが、主に以下の治療法が用いられます。
薬物療法:血栓を溶かす薬や血圧を下げる薬の投与
手術治療:血管の修復や血栓除去のための手術
集中治療:重篤な患者様への集中的な医療ケア
これらの治療は、脳卒中の重症度や発症後の時間経過に応じて選択されます。
早期発見と迅速な治療開始が、患者様の回復には不可欠です。
リハビリの役割と効果
脳卒中患者様の回復過程において、リハビリは極めて重要な役割を果たします。
この章では、リハビリの目的とその効果について説明します。
リハビリは以下のような効果をもたらします。
・日常生活動作(ADL)の向上:食事、着替え、トイレなどの自立支援
・言語機能の回復:言語障害などのある患者様への言語療法
・精神的なサポート:心理的なケアを通じた精神的な回復支援
リハビリは、患者様が日常生活に戻るための重要なステップです。
個々の患者様の状態に合わせた個別のプログラムを提供することで、より効果的な回復が期待できます。
当センターの改善事例
この章では、当センターで実際にリハビリを受けて、症状が改善した事例をご紹介します。
急性期・回復期で約9ヶ月入院リハビリを実施された後に自立支援施設に入所され、
入所しながら歩行の自立に向け当施設をご利用頂きました。
重度の麻痺を呈しておりましたが、徒手とロボットによる介入を合わせて行い、
歩行速度に大幅に変化を認めた方になります。
最終的にはリハビリ内で装具なしでの歩行もできるレベルになりました。
詳しくはこちらのリンクをご覧ください。
→【【発症後1年】50代男性・脳出血・左片麻痺の改善事例】←
脳卒中の予防と生活習慣の改善
脳卒中を防ぐ生活習慣
この章では、脳卒中を予防するための生活習慣に焦点を当てて解説します。
脳卒中のリスクを減らすためには、日常生活での以下のような習慣が効果的です。
塩分や脂肪の摂取を控え、野菜や果物を多く含むバランスの良い食事
週に数回、軽いジョギングやウォーキングなどの有酸素運動
タバコを避け、アルコールは適量に
リラクゼーション技法や趣味でストレスを軽減
これらの習慣は、高血圧や動脈硬化など、脳卒中のリスク要因を減らすのに役立ちます。
日々の小さな変化が、大きな健康効果をもたらすことがあります。
食事と運動による予防策
脳卒中の予防には、適切な食事と運動が不可欠です。
ここでは、具体的な予防策を以下のように紹介します。
食事のポイント
・飽和脂肪酸の少ない食品を選ぶ
・果物や野菜を豊富に取り入れる
運動のポイント
・日常生活での活動量を増やす(階段の利用、徒歩や自転車での移動)
・運動習慣を継続するための目標設定
これらの予防策は、脳卒中だけでなく、多くの生活習慣病を防ぐ効果も期待できます。
健康的な食事と適度な運動は、長期的な健康維持に欠かせない要素です。
さらに詳しい内容はこちらのリンクをご覧ください。
→【脳卒中の原因と予防法を解説!健康な生活を送るための方法まとめ】←
脳卒中患者と家族のサポート
患者の社会復帰とサポート体制
社会復帰は患者様にとって大きなステップであり、以下のようなサポートが必要です。
職場復帰のための支援
日常生活への復帰支援
心理的サポート
これらのサポートは、患者様が自信を持って日常生活や職場に復帰するために不可欠です。
社会復帰は、患者様のQOL(生活の質)を向上させる重要な要素となります。
家族ができるケアと心のケア
脳卒中患者様のケアにおいて、ご家族の役割は非常に重要です。
この章では、ご家族が行えるケアと心のケアについて説明します。
ご家族が行えるケアは以下の通りです。
リハビリのサポート:リハビリテーションの補助、自宅での運動支援
感情的なサポート:話を聞く、共感を示す、励ます
また、ご家族自身の心のケアも重要です。
ストレスや疲労を感じた場合は、専門家のサポートを求めることが大切です。
患者様とご家族が共にサポートし合うことで、より良い回復環境が築かれます。
まとめ
最後までこの記事をお読みいただき、ありがとうございます。
日本における脳卒中患者様の現状を知り、
その予防や治療、リハビリの重要性を理解していただけたことと思います。
この情報が、脳卒中に直面する可能性のある皆様やご家族にとって、
有益な知識となり、健康な生活を送るための一助となれば幸いです。
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この記事を書いた人
大野 真之介
理学療法士 / 認定理学療法士(脳卒中)
2016年に理学療法士免許を取得。同年より愛知県内の大学病院で勤務し、回復期・急性期・外来のリハビリを経験。急性期ではSCU(脳卒中集中治療室)の専任理学療法士としても勤務。
これまで主に脳血管疾患・脊髄損傷・神経難病の方のリハビリに携わる。2020年に日本理学療法士協会の認定資格である認定理学療法士(脳卒中)を取得。2022年11月から脳神経リハビリセンター名古屋に勤務。
私は常に「一緒に進めるリハビリ」を心がけています。療法士がリハビリをするのではなく、お客様にも“動き方”や“変化”を知ってもらいながら、運動を通して目標達成を目指しています。目標に向けて一緒に挑戦していきましょう。全力でサポートします。